全体
記念すべき最初のデジタルモンスター。このシリーズではまだ究極体が存在しない。また、進化にかかる時間ものちの作品と比べたら長めに設定されている。
(幼年期2から成長期になるのに3日とかね。)だけどそれがまた育成って感じでよかったな。3日も育ててれば幼年期にも愛着がわくよ。最近のは一晩で成長期になっちゃったり
するから愛着を湧かせる暇もない。さすがに後に10年以上続くシリーズの第1作だけあって、かなりの楽しさを秘めていた。
トレーニング方法はバージョンによって異なり、そのバランスとかもバラバラで楽しかった。
あと、画面奥の背景シートを入れ替えるためによく分解したりしたな。そのせいでねじ穴潰しちゃって地獄を見た人は少なくないはず。
今思い出したけど、昔「お墓モン」というデジモンがうわさで流れていて・・・
Ver.1
デジタルモンスター第一弾。登場デジモンはいかにもモンスターです、といった顔ぶれが並ぶ。また、非常にわかりやすく系統が分けられていて、
例えば成長期→成熟期ではアグモンは恐竜型、ベタモンは竜型、両系統共通でヒト型とウンチ型に進化できるようになっている。
パッケージはティラノモンのCGだったが、彼はグレイモンの影に隠れがちだった。まあ、メタルグレイモンの存在とか進化条件的にもグレイモンが主役オーラ
出してたんだけどね。ティラノモンは進化させられた人が少なかったし。
トレーニングは平たく言えばあっち向いてほい。コツとかはなかったため、だれでも平等にトレーニングできる・・・が、成功確率は50%(世代ごとに補正かかってたかもしれない)
のうえに、このVer1だけが5回勝負のため、トレーニングにかかる時間はほかのバージョンよりもかなり長くなるため、トレーニング面では
他のバージョンより若干不利に感じる。
Ver.2
第一弾の人気を受けてデジタルモンスター第二弾登場!登場デジモンは第一弾よりも外見豊富な顔ぶれ。このVer2からはVer1の「アグモン専用は恐竜型!ベタモン専用は竜型
!」ほどはっきりとした系統分けはされなくなった。そのため、ガブモン専用は虫と狼、エレキモン専用は鳥とクジラ、のように外見が豊かになった。そういえば
Ver2に登場するデジモンは結構な数が公募デジモンらしい?
パッケージはガルルモン!パッケージはVer2以降はCGではなくイラストになったんだけど、Ver1はまだ方向性が定まってなかったからと売り場での
インパクトを重視したからCGだっただけだと思う。携帯型はこれ以降はずっとイラストだしね。最メジャー級に躍り出たガルルモンがパッケージだが、この時点では
ガブモンから進化はするが不 規 則 進 化だったため、デジモンアドベンチャーから入った人たちは少し違和感を感じた。こっちが先なのにね。
あと、メタルマメモンは設定的にはどう考えてもマメモンより強いだろといった野暮な意見が爆発した。メタルマメモンは登場時期によっては究極体になってたかもしれない
と思ったが、のちに登場するビッグマメモンの例を考えるとそうでもないのかもしれない。それと、初期5バージョンのうちVer2だけはウンチ型が
ベジーモンでそんなにウンチウンチしていない。表情豊かだったから見てて楽しかったけどね。
トレーニングはバーの端から端まで高速移動する点を中心だったか端だったかで正確にストップさせるもの。Ver1の5回勝負はさすがに長いと思ったのか、
Ver2からは1回勝負になった。管理人はこのバージョンはやったことはないためよく分からないが、どうも成熟期以降は点が超高速で動きだして、難易度がかなり高いらしい。
なれれば平気だとは思うが、なかなか玄人好みな感じ。
Ver.3
第3弾。登場デジモンはなんか動物系のデジモンが多くて若干地味な感じ。獣っぽいデジモンがパッと見た感じ8体くらい・・・む?見直してみたら意外と少なかった。
だけどなんか地味。
パッケージはオーガモン!緑の健康的な肌が目にまぶしい!Ver4で登場するライバルのレオモンは進化形や親戚が登場しまくってうれしい悲鳴を上げているのに、
オーガモンはいまだに専用っぽい進化先が登場していない。オーガモン!進化だ!完全体に進化するんだ――!
ちなみにこのバージョンではパタモンはユニモンに進化していたが、アニメでエンジェモンに進化してしまったせいでユニモンは影が薄い。
トレーニングはボタン連打。時間内に一定数以上連打できれば成功。単純だったから楽だったけど、難易度が上がってくる完全体とかだと机がない公園や学校の帰り道では
地獄を見せた。疲れるけど「うぉぉぉトレーニングだぁ」って感じがするからお勧めかも。このトレーニング方法はのちにデジヴァイス系やデジモンミニなどに
受け継がれることになる。
全体
このシリーズから究極体が登場した。また、3つの属性間には相性関係が設定された。対戦のシステムも定番になることになるライフポイント制を採用。
トレーニングは全バージョン共通でペンデュラムアクション(ポケットピカチュウみたいの)が採用。また、バージョンごとに登場するデジモンのテーマが決められている。
現在はdocomoの携帯電話でのみダウンロードして遊ぶことができる。
個人的に大好きだし、人気もかなり高いと思われるペンデュラム。やっぱりジョグレス進化とライフポイント制がよかったと思う。同じバージョン間でジョグレスすると
自分と相手が同じデジモンになってしまうのだが、当時は02を見てもいなかったからそれの良さが分からなくて自分は専ら異バージョン間でジョグレスしてた。
やっぱり一人一人が違うデジモンを育ててたほうが盛り上がったしね。
だけど不満点は初代シリーズと戦わせるとペンデュラムのほうがかなり強い点。初代は成長するのに時間がかかるからサンドバッグにするのにもそんなに便利じゃなかったし。
まあ、それでもみんな成長期まで成長する時間とかを計算してサンドバッグにしていたけどね。
このシリーズの後、育成型は新商品発売まで1年半の間冬眠状態に入ったが、やはり育成ゲームということでマンネリ化とかしちゃうから仕方がなかったのだと思う。
しかし、デジモン全盛期の商品だけあってバージョン数とかも最多だ。
Ver.1〜ネイチャースピリッツ〜
パッケージはトリケラモン。なんだかマイナーになっちゃったな。アニメでは02でデジモンカイザーが操ってた気がしなくもないが。このバージョンは
草原にすむデジモンがテーマということで、ぶっちゃけテーマなんてあってないような雰囲気です。完全体とか究極体はそんな感じもするけど、
成熟期まではいままでのデジタルモンスターと雰囲気が変わらないからね。
本体カラーはグレーに黒か青のフレーム。じみ。黒の方持ってた。
Ver.2〜ディープセイバーズ〜
パッケージはルカモン・・・だったと思う。02でブラックウォーグレイモンに立ち向かった。さて、このバージョンのテーマは海のデジモンということで、
デジモンがかなりテーマに忠実なメンバーで、さらにほとんどがパッと見ればわかるような分かりやすいドットになっている。しかも海のデジモンは
これ以外だと数はそんなに多くないから余計にこのバージョンの存在価値が高まるんだよなぁ。
本体カラーは青にオレンジかたぶん青のフレーム。きれい。オレンジが特にな。
このバージョンは発売から数年後にすっごい欲しくなって学校で持ってる人を捜しまわったけど結局見つけられなかった。海のデジモン育てたかったなぁ。